2008年03月13日(木)
好奇心いっぱいの2年生~高輪台小学校
ミュージアム・スクール
春めいた陽気の今日、
港区立高輪台小学校の2年生が見学にやってきました。
じつはこの学校のこの学年。
去年も当館のカルティエ展に来てくれています。
その時のことをみんなに聞くと、
「この前は大きな目玉を見たよ」(おそらくトニー・アウスラー)
「大きなおばあさんが寝てた」(おそらくロン・ミュエク)など、
次から次へと記憶がよみがえってきたようです。
さて今日、鑑賞したのは、
彼らにとっては初体験のMOTコレクション(常設展示)。
美術館の中で一番大きな絵、岡本太郎の《明日の神話》や
アトリウムいっぱいに広がるスゥ・ドーホーの《リフレクション》などを
みんなで見てから、約20分ぐらいの自由時間がありました。
2年生だし、飽きてしまって時間があまってしまうかしら?
とも思いましたが、
好奇心で一杯の2年生たちは、
むしろ時間が足りないぐらいの勢いで展示室をまわり、
気になる作品を一つ一つチェックしたようです。
あっちにおもしろい作品があったよ。
・・・などという情報交換も盛んでした。
この写真は柳幸典の《ヒノマル・コンテナー》。
この作品の中に入れるのは、3~4人ずつなので、
長い列ができました。
(この写真にはたくさんのこどもがいるように見えますが、
本当は4人しかいません。鏡がポイント。)
MOTコレクションは年間数回の展示替えをしています。
ぜひ来年も新しい作品を見に来てくださいね。
(C.M.)