2008年02月19日(火)

発見の連続 神応小学校

ミュージアム・スクール
神応小ブログ.JPG

今日は港区立神応小学校の5年生が見学に来てくれました。
4年生の時には写真美術館に出かけたそうで、
美術館にもすっかり慣れている様子の子ども達。
一つ一つの作品を見ているときも意見が活発に飛び出します。

スゥ・ドーホーの門の作品では、作品を観察しながら
「実際にスゥさんの家にあった門がどんなものだったのか」を
考えてみました。
石造りだったこと、ゲートの周りに鳳凰のもようがあったこと、
屋根瓦にもたくさんの鳥のもようがあることなど、
さまざまなことを発見してくれました。

ほかにも、
《明日の神話》では大きな画面の中からさまざまな生き物を発見し、
宮島達男の作品では宇宙の星にも命がある事を発見したり。

極めつけは
展示を見終えて帰る前に登ったアンソニー・カロの《発見の塔》。
見晴らしのいい場所や静かにくつろげる場所を見つけたり、
どこの階段がどことつながっているのかを調べたり、
それぞれが様々な楽しみ方をしていました。

美術館での楽しみ方や作品の面白さを
たくさん発見してくれた子ども達です。
(武)

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