2008年02月15日(金)

アーティスト冥利につきます 東川小学校の訪問授業

アーティストの1日学校訪問
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今日の学校訪問は
美術館のご近所、江東区立東川小学校。
美術館にも何度か見学に来てくれていますが、
私たちの方から東川小学校にお邪魔するのは初めてです。

「ハンカチ落とし」でも始まるかのように
円形に座った子ども達の中に、
蝶ネクタイと裸足にわらじ姿の佐藤さんが登場!
いよいよ授業の始まりです。
佐藤さんが自分の作品「はけない靴」をひとつひとつ紹介し、
子ども達が実際に履いてみます。
代表になった子が「はけない靴」を履いてみんなの前を歩くと、
周りの子ども達が
「うわー!見せて!見せて!」
「すごーい!おもしろいー!」
と言って、その子の周りに集まってきます。
そして履いている子が移動するとともに
集まりがさざ波のように流れていきます。

今日の子ども達はとても積極的で、
制作の時間になるとみんな夢中で作り出しました。
つま先が異常に長い靴、ヒモを持って歩く靴、電車のような靴など
さまざまな「はけない靴」が生み出されました。

学校から帰るときに、
代表の子ども達何人かが佐藤さんを見送るために集まってくれました。
佐藤さんが集まってくれたひとりひとりと握手をすると、
「もう、(もったいなくて)手が洗えないよ♪」という声が・・・!
アーティスト冥利に尽きますね、佐藤さん。
(武)

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