2008年02月05日(火)
大島へ行ってきた!
アーティストの1日学校訪問
学校訪問4校目は、「島」です。
大島町立第一中学校に行ってきました。
対象は、中学3年生約30名。
初めてのアーティストとの出会い。
みんなちょっと緊張した面持ちで、授業が始まりました。
佐藤さんの自己紹介の後、自作の「履けない靴」を紹介すると、
なにやら奇妙な形の靴の数々に興味津々といった感じ。
次はどんな作品だろうと、すっかり佐藤さんの作品世界に
引き込まれていきました。
そして実際に履き心地を体験すると、もうすっかり履けない靴の虜です。
美術の先生から材料の説明があり、
各自履けない靴の制作にとりかかります。
中学生ともなると、やはり道具の使い方やイメージの具現化にも長け、
とてもきちんと作りこんでいるなと感じました。
生徒の作品を見てみると、
「指先がでてしまう靴」(写真)や、「トンボの形をした靴」、「網で出来た透け透けの靴」
などなどユニークなものがたくさん誕生しました。
佐藤さんも「僕も参考になります」とニッコリ。
今回は、2時間連続の授業だったのですが、
「いつも以上の集中力です」と、先生も生徒たちの様子に驚いていました。
見学をしていた校長先生からも
「日頃にも増して生徒達が活き活きとしていました。
来ていただいた甲斐がありました」と感想いただき、
我々も来てよかったと安堵しました。
島という生活環境では、気軽に美術館に出かけて行くということもままなりません。
今後もこうした機会を少しでも多くもって、本物のアート、アーティストとの出会いを
提供していけたらと思います。(G)