2008年01月10日(木)
年明け最初はインターナショナル
ミュージアム・スクール
皆様、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、年明け最初の訪問は、美術館の近くにある、
Kインターナショナルスクールの5年生のみなさんがやってきてくれました。
現代美術館に来たのは、ほとんどの子ども達が初めてとのこと。
最初に、講堂で今日見る常設展示室の
作品に関するレクチャーをおこないました。
こちらからの問いかけにも積極的に反応してくれて、
時折交えた作品クイズの回答に一喜一憂していました。
展示室では、学校で配付されたワークシートに
真剣に取り組む姿がみられました。
どんなことを書いているかそっと覗いてみると、
自分で見つけた平面作品、立体作品、作品の部分、
線や色のパターン、そしてお気に入りの作品と盛りだくさんの内容で、
みんな色鉛筆もつかってカラフルに描いていました。(写真)
今回の常設展示室には、グループ七彩の《仲間》という
本物そっくりに作られたの3体(人?)のマネキンが展示されています。
それに影響されてか椅子に座っている監視員を指して、「あの人も作品ですか?」
っと質問され、苦笑いをしてしまいました。
引率の先生も、「現代美術はバリエーションが豊かなので、
今回の展示は、子ども達も楽しんでいます」とニッコリ。
ワークシートに描かれたたくさんの子ども達の眼差し。
見る人の数だけ作品の楽しみ方はあるのだと
再確認できた1日でした。
(G)