2007年12月18日(火)

鑑賞の工夫

ミュージアム・スクール
白鳥ブログ1.JPG
本日は、午前と午後あわせて3つの小学校がやってきました。
午前中に来館したのは、葛飾区立白鳥小学校5年生96名。
引率の先生方も加えると100名を超えます。

これだけの大人数でまわる時は、
自由鑑賞の時が問題になります。
というのも、「さあ、これから自由鑑賞だよ」というと、
クモの子を散らすように会場へと消えていきます。
一応、美術館でのルール「走らない」「触らない」「さわがない」を
伝えているのですが、興味をそそる作品を前に
一瞬これらのルールも消えてしまうようです。

白鳥小学校では、団体鑑賞に工夫が見られました。
3クラスあるのですが、クラス毎に別れ、
担任の先生が引率し、きちんと列を作って
ゆっくりと見てまわっていました。(写真)

じっくりと個人個人で鑑賞する時間はなかったようですが、
走り出していなくなる子がいなかったので、
こちらとしてはちょっと安心できました。

学校にもルールがあるように、美術館にもルールがあります。
ともに楽しく鑑賞できるよう、人数や学校の雰囲気にあわせ、
束縛することのないような、より効果的な鑑賞方法を共に
さぐっていきたいと思います。(G)

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