2007年11月15日(木)
初めての現代美術 赤羽小学校の3年生
ミュージアム・スクール
「SPACE FOR YOUR FUTURE」展のミュージアムスクールがはじまり、
見学に来てくれたのは、おなじみ赤羽小学校。
今日は3年生が初めての現代美術鑑賞です。
最初にクラスごとに分かれて、学芸員と一緒に見学です。
SANAAの《フラワーハウス》では、
「この家では、丸見えだから着替えたりできないよ」
と、初めは驚いていたみんなでしたが、
「家つきの庭」のイメージを話すと、
どんどんこの家に魅了されてきた様子。
部屋を仕切るドアが無いということにも、
自然と気づきました。
そのあとで「この家に住んでみたい人」と聞くと
みんなが手を挙げるほどの人気でした。
また、エルネスト・ネトの作品では、
「これ、なんだと思う?」とたずねると、
すかさず「かお!」「ぞう!」という声が。
たしかに、顔みたいですし、
鼻が長くて、本当に象みたいなんですよね。
「実はこの作品、着れるんですよ」というと、
ちょっと不思議そうな表情。
そしてひとりの子に、代表して実際に体験してもらいました。
背負ってみると「重い、動きにくい」というコメントでしたが
そのまま腰を下ろして、上に座ってみると・・・
「きもちい~い♪」
驚きや気持ちよさと一緒に
現代美術の楽しさを体験してくれました。
4年生になったときにまた会いたいですね!
(武)