2007年08月15日(水)

太郎の裏には何がある?

ミュージアム・スクール
篠崎第中ブログ用.JPG
夏休み真っ只中。
連日、美術館もたくさんの人で賑わっています。
今日は、江戸川区立篠崎第二中学校美術部の
みなさんがやってきてくれました。

暑さのためかちょっとお疲れの様子。
でも、展示室では、目を輝かせて鑑賞していました。

岡本太郎《明日の神話》を中心にトークをしましたが、
作品の両端にある、小さな階段のヒミツをお話しました。
実はこの階段、作品の修復痕を裏側から覗くことができるのです。
ばらばらになっていた壁画は、その一つひとつに番号がふってあり、
ジグソーパズルのように組み合わされています。
その様子を確認することができます。

作品の裏側をみるといういつもとちょっと違った鑑賞方法に
みなさんも興味津々。
神妙に覗き込んでいました。

美術作品の裏側鑑賞、この夏休みのちょっとした
ハプニングかな?
(G)

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