2007年07月03日(火)

目指せ学芸員!

スクールプログラム
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江東区立東陽中学校で進路学習の一環として行われている
「TOYO寺子屋」に講師として招かれ「美術館(学芸員)の仕事」に
ついてお話してきました。美術関係の他に、助産士や図書館司書など
10数名の様々な職業の方々が講師として招かれ授業をしました。

東陽中学校では、仕事をすることの喜びや大変さ、意義など現場の
方から直接お話を聞いて、将来の進路選択に役立てる事を目的に、
この寺子屋を実施しているそうです。中学生という多感な時期に、
現場の職業人の生の声を聞けるこうしたチャンスは、将来の仕事を
意識する上で、とても意義ある取り組みだと思います。

学芸員の仕事についてお話しする前に、美術に関わる仕事には
どんなものがあるかを考えてもらいました。「彫刻家」「画家」「ねんどを
作る人」「作品を運ぶ人」「作品を直す人」「イラストレーター」「マンガ家」
などなど、美術の仕事と一口にいってもみんなのイメージもそれぞれでした。

美術館の役割や普段の仕事の様子など、スライドや映像を
交えての約1時間の講義。終了後、将来学芸員になりたいと
思った人と質問をしたところ、2人の生徒が手を挙げてくれました。

今から学芸員を目指せるなんて、ちょっとうらやましく思いました。
                                    (G)

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