2007年06月23日(土)

こどもギャラリークルーズ(その1)~身体を使って

ギャラリークルーズ
ブログ(太郎前).JPG

4月に美術館にやってきた岡本太郎の《明日の神話》。
その大きさは幅30メートル!
なんと地球最大の動物----シロナガスクジラと同じです。
今日は美術館の常設展示室にある
巨大作品を体感してもらうためのギャラリークルーズ
“大きなコレクションと小さなコレクション”を開催しました。

展示室に入る前に、特製30メートル・メジャーを使って
長さを確認します。
子どもの足でだいたい40歩ぐらい。
こんなに大きな絵をいったいどうやって描いたのだろう?
いったいどうやってここまで運んできたのだろう?
そんなことを考えながら、絵に向かう子どもたち。

それでも実物を前に「えーっ!大きい!」と驚きを隠せません。
近づいたり、遠ざかったり、右に行ったり、左に行ったり、
作品を鑑賞するにも全身を動かすことが必要です。

そして収蔵庫でこっそり見ることができた“小さな作品”も
子どもたちには大人気。
虫眼鏡を使ってじっくりみたり、小さなメジャーで測ったり、
楽しそうでした。

大きな作品を見る時には全身を使って、
小さな作品を見る時には静かに感覚を研ぎ澄ませて、
それぞれの鑑賞方法を体験したその後は・・・?(次回に続く)

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