2007年02月10日(土)

アーティストとの貴重な出会い 芳水小学校の学校訪問

アーティストの1日学校訪問
芳水小.jpg

「アーティストとのせっかくの出会いですので、
荒木さんとお話しする時間をゆったりとりましょう」
と提案された、芳水小学校の図工担当の松尾先生。
荒木さんの普段の活動や作品についての説明のあと、
質問タイムなどゆったりとした時間が設定されました。
子どもたちからは、作品制作についてや、メキシコでの生活のことなど、
さまざまな質問が出ました。
また、この日は荒木さんの作品のミニチュア版を持って行っていたので、
何人かのこどもたちは、
くもの巣状に張られた糸に小さなイスをぶら下げるという体験ができました。
「じゃあ、9月生まれの人!」と荒木さんが声をかけると、
「やった~!」とか、「え~っ!いいなあ~!」とか、
「それじゃぁ、僕の番が来ないよ~」など、
子どもたちそれぞれに、さまざまな心模様があったようです。
その後は、ピニャータのツノつくり。
体育館のマットや平均台の上にきれいに並べられたカラフルな材料が、
制作意欲をかきたてます。
こうした、制作の空間を上手く利用した、心づかいの数々からは、
子ども達に、より楽しく図工の時間を過ごしてもらおうという、
松尾先生の気持ちが感じられました。
体育館が体育館であるからこそ、
そこでしかできない素敵な制作の空間となっていました。
(武)

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