2006年12月01日(金)

思いやりのあふれる図工 小松南小学校の学校訪問

アーティストの1日学校訪問

毎年美術館に見学に来てくれている小松南小学校。
今回初めて美術館のほうから学校に伺いました!
図工室には「図工の時にできる思いやり」という言葉とともに、
「集中していたら話しかけない」「いいところを言ってあげる」「人の片づけを手伝ってあげる」
などの言葉が掲示されていたり、
また別の壁には「何のために図工を勉強するの?」というチャートがあり、
「心が優しく豊かになる」「みんなと一緒に活動する」という言葉が掲示されています。
子どもたちにもわかりやすく、優しい言葉がふと目に入り、
自然と気持ちも優しくなる素敵な図工室です。
この日の荒木さんの訪問授業に合わせて、
子どもたちはあらかじめカラフルなはりこを作ってくれていました。
そしていよいよ荒木さんと一緒にピニャータの飾りつけです。
メタリック系の素材がたくさん用意され、
個性的でまぶしく光るピニャータが完成しました!
子どもたちの豊かな発想と、
材料の特徴をきちんととらえつつ、
どんどん作業を進めるその手際のよさには驚きました。
技も気持ちも図工の達人ぞろいの小学校でした。
(武)

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