2006年11月12日(日)

スクラッパー誕生?~大竹伸朗“全景”展のギャラリークルーズ

ギャラリークルーズ
ブログ3.JPG
大竹伸朗<全景>展もオープンしてすでに1ヶ月。
今週末はその混み合う展示室で、親子で楽しむギャラリークルーズが開かれました。
参加してくれた親子ペアはのべ約40組。最近はお父さんの参加も増えています。

さて参加者はまず学芸員のリーダーと一緒に広い展示室をまわり、
《女神の自由》《ダブ平&ニューシャネル》《網膜》など数点をじっくり鑑賞しました。
でもギャラリークルーズはそれで終わりではありません。

その後、スタジオに戻ってつくるのが“クルーズ・ブック”。
大竹さんと言えば“スクラップ・ブック”!が有名ですが、
参加者も、その日の新聞広告や展覧会のチラシなどを思い思いに切ったり貼ったりしながら、
自分だけのクルーズ・スクラップブックをつくるのです。
「考えるな。どんどん貼れ!」それが大竹さんからのアドバイス。

最初は躊躇していた子どもが、
貼っていくうちに、どんどん勢いがついていく。手でチラシを破ったり、折ったり。
一見、エレガントなお母さんが、大胆な表現に挑戦したり・・・。
その意外な様子に驚く私に、小学生が一言。「見てないで、やったほうがいいよ。」
いやいや。お見それしました。(C.M.)

教育普及ブログ