2006年05月24日(水)

鶴岡真弓先生

MOT美術館講座
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早いもので、MOT美術館講座もあと二週間後に迫りました。第一回の講師は多摩美術大学教授の鶴岡真弓先生です。NHKテレビで連続講座をされていたので、ご存知の方も多いかと思います。
私が鶴岡先生の仕事を知ったのは、最初の『ケルト/装飾的思考』でした。1989年の当時、この著作はとても衝撃的なものでした。たまたま、上司が鶴岡先生と同じ研究室であったのでこの本のことなど、いろいろ話しをしたことを記憶しています。それから約20年、鶴岡先生は一貫して、「装飾」をキーワードに研究を続けられ、いまやケルトにとどまらず広く人類の文明が考察対象となっています。ご著書・訳書はなんと30冊近くもあり、当館の美術図書室にも10冊収蔵しております。どの本も刺激に満ちたイメージの冒険を楽しむことができます。

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